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2022.10.12
円熟を迎える日本酒と、秋の味覚を心ゆくまで
秋の食卓を彩るには、美味しいお酒がつきもの。特に、酒蔵が丹精込めて作り上げた日本酒が夏を超え円熟した「秋上がり」は、この時期にしか味わうことのできないお酒です。
そんな旬の食材と旬のお酒が共に楽しめるのが、ヒルトンプラザ ウエストの地下2階にある〈虎連坊〉。”うまい魚と酒のあるところ”を目指すこのお店の今秋のテーマは、「東北の味覚」。日本屈指の米どころ・酒どころであり、また山海の味覚に恵まれる東北から、どのような名酒と酒の肴が集められているのでしょうか。
日本全国酒蔵めぐり企画を季節ごとに開催
〈虎連坊〉は四季に合わせたお料理と共に、常時50種類の日本酒を揃えるダイニング。お料理のチョイスは、“お酒に合うもの”を意識しており、多くの日本酒好きの心を惹きつけ続けています。また同店では、グランドメニューの他に季節ごとに「日本全国酒蔵めぐり企画」として、地域に的を絞った食材&お酒を提案するイベントも展開しています。
2022年9月から行われている、秋の「日本全国酒蔵めぐり企画」の舞台は東北。東北各県の食材を料理長が吟味し、お酒と合わせることで最大限美味しくなるメニューを考案し、限定メニューとして提供しています。
ふわりと吟醸酒の薫るしゃぶしゃぶ&香ばしく甘い胡麻刺身ユッケ
「日本全国酒蔵めぐり企画 東北編」での目玉となるお料理は、岩手産のブランド豚 "白金豚" と舞茸の中でも最高ランクとされる山形県産の "黒舞茸" を使った「吟醸しゃぶしゃぶ」。丁寧に精米した吟醸酒をしゃぶしゃぶのスープのベースに使うという、なんとも贅沢な一品。柔らかな肉質で脂身の甘い白金豚と、歯応えが心地よく風味豊かな黒舞茸をさっとくぐらせれば、豊かな吟醸香とほのかな甘さが具材を包みます。
しゃぶしゃぶと合わせて味わいたいのが、「岩手 宮古トラウトサーモンと気仙沼産 鰹のタタキの胡麻刺しユッケ」。海面養殖されたっぷりと脂の乗ったトラウトサーモンは、まさに今が最盛期。さらに、産卵を控えて北の海で餌をしっかりと食べ、身に栄養を蓄えた戻り鰹をたっぷりと使用。とろけるようなトラウトサーモンと柔らかくも旨味を強く感じる鰹、そこにぱらりと振られた胡麻が香ばしいアクセントを加えてくれます。刺身そのものでも美味しいこの2種のユッケに、卵黄をまぶせばより濃厚で豊かな味わいに。
「旬」のお酒もしっかりとご用意
新酒の時期は12〜1月で、保存がそれほど効かない日本酒にとって秋は端境期となるのですが、搾りたての新酒に火入をして熟成させた「秋上がり」や「ひやおろし」の酒は、今がまさに飲み頃。
〈虎連坊〉がこの秋におすすめするのは、東北のお酒。特に山形の亀の井酒造の「くどき上手」は、新酒の時の角が取れ安定し丸くなった味わいと、深くフルーティーな吟醸香が魅力。冷やを口に含んで味わい、飲み込んだ瞬間につくため息すら香り高く感じられる名酒です。同じ山形の黒舞茸を使ったメニューとの相性も抜群。ぜひ、「岩手 白金豚と山形産 黒舞茸の吟醸しゃぶしゃぶ」と一緒にお楽しみください。
この他にも店内では、八海山や久保田、伯楽星など全国の名酒を集めた飲み放題も開催していますので、お気に入りの一本や憧れの銘柄の日本酒とお料理の相性を試してみてはいかがでしょうか?
10月のランチは北海道がテーマに!
「日本全国酒蔵めぐり企画 東北編」では、さらに旬の前菜8種と和牛ステーキ、鯛めしなど、酒蔵を感じる秋の味覚をいっぱいに盛り込んだコースなども提供しているほか、定期的に蔵元の杜氏を招いての試飲会なども開催されていますので、ぜひお店のホームページやSNSをご確認ください。
さらに、10月からは北海道の味覚を盛り込んだ限定のランチメニューも登場。味覚の秋は〈虎連坊〉で、心ゆくまで全国各地の美味しい食材と芳しい日本酒という季節の便りをお楽しみください。
虎連坊(日本酒ダイニング)
ヒルトンプラザ ウエスト 地下2階
※お問い合わせは TEL : 06-6345-0855
※掲載内容は、2022年10月現在のものです。